弓祭り

大昔から続く漁師の祭りで、大漁することを願うために毎年行なっています。鳥羽市内では、石鏡、国崎、浦村、今浦、神島、安楽島なども弓をひいて、大漁祈願しています。

この弓祭りは、毎年1月17日に行なっていましたが、平成24年は1月15日に菅島保育所の園庭で開催されました。

1月3日頃までに、町内の男性の中から弓大将1人、弓子5人、使いの人6人、だし(中学生)3人、矢取りの子(保育所年長組)3人です。
また、この場合の選定にあたっては、その家に祝い行事を慎むとされている忌中などの家庭の人は除くとされています。

当日は、早朝にみそぎを行い、最後の練習を行います。
会場では、氏子総代によって標的がとりつけられた神職役人元老が正装して待機し、到着した弓大夫は的の見分を行います。
次にだしと呼ばれる3人の奉仕者が現れ、芝居を行い、本年の大漁を祝います。この時、接待する席から早く始めるようにという挨拶があって、古式にのって弓矢の行事が始められます。

弓大将、弓子の6人が3人づつ3回、弓をひきます。

矢取りの子は、弓子のうった弓をひろい、「山のにぎわい、かいのうござる、矢取り、ほめてください」と大声でさけびます。
矢取りの子は、着物にたすきをつけ、それぞれ3人の幼児の子のおでこに大、漁、吉の文字を書き、顔を化粧して奉仕するが足袋をはくことは禁止されています。
矢をうち終わると的の紙をはぎ、その紙を皆で分けて、それぞれの家庭の神だなへ供えます。
弓大夫以下の弓子全員は、氏神様にお参りして弓祭り行事が無事終了したとお礼を述べて弓祭りを終えます。

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