菅島神社

明治6年應神天皇を祭神とする菅島神社は村社として定められ、同年12月5日に境内社の八王子社、天王社、土の宮社など村内の各社を合祀して菅島神社となりました。天保11年(1840年)と嘉永3年(1850年)の棟札が残されています。

境内にある祠には、綿に包まれて姿が見えない神様が祀られており、島に子どもが生まれるとお宮参りに訪れ、薄い真綿をかけて、健やかな成長を祈願します。本殿は神明造りです。鳥居の手前、左側には、鬼子母神が祀られています。

菅島では昔から伝わる古い神事が数多くあります。その中で「山の神」は子どもの祭りで、小学校3年生から6年生の男子全員参加して、お囃子をたてたりして無病息災を祈る祭りで12月7日が本祭です。

当日は、かけの魚とキジの卵(赤飯のおにぎり)を2個神前にお供えしてお参りします。また、家によっては、小さい子どものために紙でのぼりをつくるのですが、そこには「山の神」と書いてお供えをします。

子どもたちは、供えられた魚は一部神主さんにおくり、残りのほとんどを売却して、お祭りの経費にあてたりします。そして、町内を「村中繁盛、フイクイセイ、フイクイセイ」と口を揃えてねり歩きます。

祭り前から祭りの寄付金集めのために、太鼓などを叩きながら、寄付をもらった家の玄関前で大声で「○○さんヤー、フイクイセー」と何ども繰り返しながら、村中を回って歩きます。

フイクイセーは、福々しくなりますように。○○さんヤーは、○○さんの家は、福幾永世(フクイトセ)のなまったものと言われています。

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