菅島の概要1

菅島の土地、人口等

菅島は、海の玄関口となる佐田浜港から東へ約5.6km、市営定期船で約15分の距離にあります。島は東西に広く、南北に狭いという長細い島で、総面積4.52k㎡、周囲13kmの鳥羽市4有人離島のうち2番目に大きな島です。

また、南側は太平洋に面し、東は遠州灘を望み、北側にある答志島と相対し、その間には鳥羽湾を形成しています。

地形は標高236.6mの大山を中心に、サカデン山、ボシ山など200m級の山々が連なり、1月~2月頃になると大山山頂付近では、紅ツゲが紅葉し、山頂を真っ赤に染め上げる美しい風景が見られます。

菅島の集落は、島の東北岸に密集しており、答志島の和具浦と対岸し、海岸線から根村谷、中村谷、東谷という3つの谷に沿って延びています。細長い家並みは港に近づくにつれ膨らみ、賑わいのある港へと結びついています。

島の人口は、昭和35年の国勢調査人口の1.218人をピークに減少を続けています。平成12年と平成22年の10年間の国勢調査数値を比較すると、人口では139人(16.8%)減少しており、世帯数では11世帯(5.1%)の減少となっております。

国勢調査年 世帯数 合計人口
平成12年 215 828人
平成17年 208 741人
平成22年 204 689人

 

島の動物は、カワウ、ウミウ、クロサギなど鳥類61種類のほか、昆虫では、ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメホタルなどが、両生類ではアカウミガメなどが確認されています。

また、植物では島の東半分は常緑広葉樹二次林と尾根のウバメガシ群落からなり、中央部の大山には低木林のクロマツ、ツゲ群落が広がって、特異な景観を形成しています。菅島全体では、601種類が確認されているほか、ジングウツツジ、ドウダンツツジなど蛇紋岩地に特徴的な種類や33種類の重要種が確認されています。

 

水産業と漁港

菅島の主要産業である水産業は、沿岸漁船漁業で、一本釣り・ひき縄漁・刺し網漁・海女漁などが行われ、冬季には黒のり養殖やわかめ養殖が営まれています。漁場にも恵まれ、一本釣りではマアジ・サワラ・マダイ・スルメイカが、ひき縄漁ではカツオ・サワラ、刺し網ではイセエビ、カレイなどが水揚げされています。他にも海女漁によるアワビやサザエ、採藻のヒジキ漁が盛んです。また、ワカメは乾燥させて細く裂く糸ワカメと呼ばれる商品にするほか、サメや太刀魚の干物なども、菅島の特色ある物産になっています。

漁港は、地域の社会的・経済的基盤を支える役割を果たすと同時に、島の玄関口としての重要な役割を担っています。また、平成21年3月には、菅島本土と菅島人工島(沖の島)とを結ぶしまっこ橋が整備されました。長さ130メートル、幅5メートルです。

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